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積水化学工業、経済省との覚書でフレキシブルソーラーパネルの製造を検討へ

屋根瓦と一体化したソーラーパネル
  • スロバキアは国内でのフレキシブルソーラーパネル製造の可能性を模索している 
  • 日本のペロブスカイト太陽電池メーカー積水化学工業と覚書を締結した 
  • 彼らは工場開発に適した場所の選定について交渉する予定だ 

スロバキア経済省は、日本のプラスチックメーカーでペロブスカイト太陽電池会社の積水化学工業と、国内でフレキシブル太陽電池パネルの現地生産を開始するための覚書(MoU)を締結したと発表した。 

積水は、自社開発した幅15cmのロールツーロール製造プロセスを使用して製造した薄膜ペロブスカイト太陽電池の効率30%を達成したと主張している。 

東京に本社を置く同社は、自社開発のシール技術、成膜技術、材料技術、プロセス技術により屋外耐久性10年を実現したとしている。現在、1m幅ロールの製造プロセスを確立し、2025年までの実用化を目指している(東京都がペロブスカイト太陽電池技術を検討中を参照). 

8月の2023 日経アジア 報告書は、積水が年間生産量数十万平方メートルの新しい製造施設を建設するために10億円以上を投資する計画を明らかにした。同報告書は、これを中国の競合他社に追いつくための日本グループの試みであると主張した。  

スロバキア経済大臣兼副首相のデニサ・サコバ氏は、家庭用や産業用など、さまざまな用途にフレキシブルソーラーパネルの可能性を見出しています。  

経済省は、フレキシブルソーラーパネルは事前の原材料を必要としないため、この技術の実現可能性を指摘しました。その拡大は欧州数カ国の脱炭素化に貢献できると付け加えた。 

私たちはスロバキアでのこの技術の拡大に協力することに関心があるだけでなく、同時にこのようなパネルの生産を我が国に置く可能性も模索したいと考えています」とサコバ氏は語った。 

両社は今後、製造工場の候補地の選定に向けた交渉を開始する予定だ。 

ソースから 太陽ニュース

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